EMC-1 SPECIALを貸して頂きありがとうございました。私と友人の二名で試聴しました。
私は現在、BMC バランスMCフォノイコライザー MCCIをメインでアキュフェーズC-280Vのフォノイコライザーをサブで使用しています。BMCのイコライザーについては、余り市場で見かけませんが、下記のサイトを見て頂ければ、おおよそ判ると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=jSSqLsyllHw
http://www.axiss.co.jp/cms/wp-content/uploads/2012/09/BMC_Manual_MCCI.pdf
ボリューム最大時のノイズを比較すると、BMCが他の2機種に比較して大きく、他の2機種がヒスノイズのみなのに、BMCにはハムノイズが混入します。この面でEMC-1 SPECIALは優秀だと感じました。特にハムノイズは常用レベルでは聞こえないとは言うものの、音の濁りを発生させている可能性があり、余り気持ちの良いものではありません。
次に音の鳴り方についてですが、C-280V、EMC-1 SPECIAL、BMCの順に躍動感が出てくる感じですが、鳴り方の好みのレベルで、私の耳では質的な優劣を聞き分けることが出来ませんでした。友人はBMCの鳴りようが好きだと言いました。私は、鳴りようにノイズの問題を加味するとEMC-1 SPECIALが好きです。いずれにしても、EPM-30invと同じ人が創られたアンプだと言うことは感じました。
あまり良いレポートではありませんが以上です。
試聴を終えて、EMC-1 SPECIALを導入しようかと思っているのですが、仕様決定に当たって、配線材を銀線にするかどうするかで悩んでおります。
ためらう理由は以下のとおりです。
1.銀線が確実に有利ならば、標準の仕様になっているのでは無いか。
2.トーンアームからスピーカーまでの間に使用される長い線材の中で、ほんの一部を交換して、どの程度の効果があるのか。
3.過去に聴いた銀線の音は細くて硬いというイメージがあり、余り好きでは無い。
3については、個人的な感想なので置いておいて、1と2について考えを聞かせて頂けるとありがたいです。