EDAC-3 USB専用、データ専用USB接続ケーブル、試聴機をお貸し頂きどうもありがとうございました。昨日返送させて頂きました。
試聴環境は、
Mac(Audirvana) →
EDAC3(データ専用USB接続ケーブル使用) →
EPWS-10DX →
スピーカー、Onkyo D-77mrx or JohnBlue JB3
です。
製品ページに
「抑圧感の無い厚みのある音場感溢れた解像度の高い音」
とありますが、試聴したらわかりました。
まさにその通りで、デジタル臭さの感じない自然でリアルな音でした。
普段自分が使っているDACは
Fireface UC(エルサウンド アナログ電源使用)と、
Onkyo dap DPX1です。
この二つの音より大きな差をつけてEDAC-3の音質が優っているように感じました。
自分的に重要な違いは、「抑圧感の無い」という部分の音の違いです。
今までデジタル音源を聴くときに感じていたデジタル臭さが、EDAC-3では感じられませんでした。アナログ部分にレギュレータを使っていないと書かれていたので、そのあたりが影響しているのでしょうか、音のダイナミズムや奥行きがとても自然に再生されておりました。
あともう一つとても感動したのは低音のしっかりとした表現です。
自分はロックを聴くことも多いのですが、ベースの音がとてもはっきり聞こえるのです。バスドラの低音も。イコライザーでBassを上げたような音とは全く違って、例えば語弊はあるかもしれませんが、音源をリミックスして、ベースとキックのトラックだけ少しフェーダーを上げたように、くっきりとしっかりと前にでてくるという感じです。
かといって過度に低音が出ていて音全体のバランスが崩れるということもないので、もともと音源に入っている低音をハイクオリティで再現しているということなのでしょう。
奥行き感、解像度、ディティールの描写、ダイナミズム表現の豊かさ、全帯域の音の厚み、どれも素晴らしく、長時間聴いていても聴き疲れしない音でした。
ノラジョーンズのハイレゾ音源、come away with meなんかを聞いていると良質なレコードのシステムで聞いているような錯覚に陥りました。
デジタル音源でこんなに良い音で聴けるなら、レコードの方はもうやめてしまおうかな、とさえ思っております。
早急に手に入れたいという気持ちなのですが、カスタマイズのことなどもじっくり考えてから注文させて頂ければと思っています。
素晴らしい製品をお貸し出し頂き、どうもありがとうございました。