フルバランス構成のMCカートリッジイコライザーアンプ
フルバランス構成のMCカートリッジイコライザーアンプ (モノラルアンプなのでステレオでは2台必要です。)
※フルバランス構成のイコライザーアンプ世界で初です。
好評を頂いておりますEMC-2をベースにEPM-30Inv、ECP-SS-2 等と合わせてお使い頂ける
フルバランス、モノラル構成のMCカートリッジ用イコライザーアンプを発表いたします。
フルバランスの考え方はこのページでご説明いたします。
※画像・動画はEMC-1 SPECIALのものです。
- トランジスタ使用ディスクリート回路(オペアンプ利用回路ではなく私共のオリジナル回路です)
- イコライザーはNF型特殊構成(リチウム電池を搭載しておりますが20年以上保ちます〔交換可〕)
- EPM-30iNV等と同じ考え方のモノラルフルバランス構成アンプです。
- 抵抗はオーディオ用カーボン型
- 主要コンデンサーはディップマイカ。
- 回路用トロイダルトランス1個とミューティング回路用トロイダルトランス1個搭載
- PCOCC電線使用 (生産中止になりましたが在庫が無くなるまで継続いたします。)
- ゲイン 72db(出力0.1mVの光悦は400mVまで増幅) ステップアップトランスは不用。
- RIAA偏差30Hz〜20KHz ±0.5db以内
- SN比 入力換算 142db
- DCアンプ構成 出力DCドリフト0.5mV以内
- 入力 モノラル 1系統(MCカートリッジ専用)バランス入力
- 出力 モノラル 1系統 バランス出力
- 電源 AC100V
- ケースはEPM-3Invと同じパネル、バックパネル、底板はアルミ、側板、天板は黒色アクリル。
- サイズ W160 D300 H53mm 重量2.0Kg
ACコード別売¥1,000- バランスタイプトーンアーム出力ケーブル別売 白系人工大理石バージョンは ¥10,000- 黒系人工大理石バージョンは ¥15,000-Up 龍瀬式銀線使用は ¥15,000-Up 出川式電源搭載は ¥30.000-Up(人工大理石バージョンのみ)
先日購入させていただいたEMC-1(MCハイゲインイコライザー・アンプ)の感想を申し上げます。
同じ音源(カラヤン、ウィーンフィル1979年「アイーダ」)のLPとCDがありましたので、有名な凱旋の場面のアイーダトランペットやオーケストラ、合唱を何回も聴き比べました(レコードプレーヤーはYAMAHAのGT-2000L、カートリッジはDL-103、アンプはエルサウンドのEPW-10)。その結果は、音のきめ細かさ、音の自然さ、合唱の各パートの再現情報量等ではっきりと違いがわかり、LPの方に軍配が上がりました。
この結果は衝撃でした。今まで、CDで、カラヤンの「アイーダ」は素晴らしい(彼の交響曲の演奏はともかくとして)と十分満足して聴いてきていましたし、一方、LPは技術的に完成の域に達しているという話を時々耳にしていても本当かな?と納得しておりませんでした。
偶々、書店で立ち読みした雑誌「analog 2008 summer vol.20」にアシュケナージのインタビュー記事があり、彼が『CDよりLPの音が好きである。CDは、LPに比べ音がcrispyである』といったことを話しているのを見た後に聴き比べたこともあり、山桝さまの「本来ある情報を極限まで再現したいが信条」「CDを否定しませんが、LPの方が良いと認識できる装置を目標にしたいもの」という言葉は、このことをいっているのだろうなと、理解できた感じがしました。
こうなると、カートリッジも新品に替えて、最近御荷物になってきていた600枚ほどあるLPを聴き直して、プツプツ雑音の出ない優秀録音を選び出して聴いて行きたいと考えております。
このような素晴らしい製品を(しかも、安価で)開発・提供されていることに敬意を表しますとともに、この製品を手にすることができた幸運を喜んでおります。
お世話になります**です。
年内に納品していただいたEMC-1にて正月休みに集めたレコードを楽しませていただきました。ポリーニのショパンエチュードなど音源が同じと思われるレコードとCDを数枚準備して聞き比べてみました。
CDの音と比較すると、音の滑らかさ、定位、生々しさなど今まで聴いていた音と比較にならないほど満足する音でした。正直な所電子楽器はあまり期待していませんでした(スミマセン)。しかしながら私の予想と反対でレコードの方が音の切れや迫力がありました。
「やっぱりレコードは良い音がする」
HPに書かれていたこの言葉は本当でした。この度は良い品物をありがとうございました。またよろしくお願いします。