真空管を超えた緻密な音
”SICショットキーバリアダイオード”採用
ディスクリートアンプの電源電圧は低いほど音が良いは常識。家庭用に数十Wのアンプは要りません。静かに美しい音色を楽しむには小出力アンプが最適です。高級部品使用。価格と音質は比例いたしません。
約10年ずっと支持を頂いた“EPWS-5”を全面改良、究極の音質を目指しました。
カラーはブラックとシルバー(つや消し)です。(シルバーの写真はEPWS-6のもの)
ACコードはお客様お好みの物を自由にお使いいただけるよう付属はいたしておりませんがご希望によりオプションとしてご用意出来ます。 アースリード付ACコード(当社全機種共通仕様)は別売1,000円。
スペック
- ボリュームは連動誤差の非常に少ないアルプス製オーディオ用(全機種採用、デテント型、相互偏差3db以内 於-60db)、切替SWは接点の影響が最も少ないセイデン製使用(全機種採用、金メッキ接点接触抵抗5mΩ以内)
- 整流回路にSiCショットキーバリアダイオード採用
- 出力:6W×2 (歪率0.1%以内)。1W~8Wまで特注で出力変更可。五千円アップ(ご注文時に備考欄にご記入下さい)
- ゲイン20db (CDデッキの出力からダイレクト接続可能)(ゲイン変更可)
- 周波数特性:5Hzー150KHz (-3db以内)
- 残留ノイズ:0.15mV以内(SICショットキーバリアダイオード8個使用)
- 入力インピーダンス:10KΩ(VRはオーディオ用ミニデテント型使用)
- 幅140mm/奥行き250mm/高さ52mm / 重量 1.8Kg
- アルミケース使用。パネル、バックパネルはアルミ、文字はレーザー彫刻
- トロイダルトランス搭載アナログオリジナル回路手作り品
- 最高音質が得られる反転増幅回路採用
- シールド線使用無し
※6Vと6Sは背面仕様共通
年末から長い間試聴させていただきありがとうございました。
以下レポートさせていただきます。
試聴環境
Volumio2(Raspberry Pi 3 , HiFiBerry DAC+) USB HDD
EPWS-6V 出川電源回路
スピーカー ハセヒロオーディオ RR10 LC12S
クラシック音楽を聴いています。
手持ちのCDはリッピングしてCDプレーヤーは使っていません。手持ちのCDプレーヤーはハイエンドモデルではないので明らかにPCオーディオに劣るからです。
ラックスLV103uという大昔のアンプがダメになってから デジタルアンプや主に真空管2A3キットアンプで聴いています。
ハイエンドオーディオマニアではありません。単なる音楽好きです。
試聴したもの
・マゼール ピッツバーグ響 シベリウス 5番
・堀米ゆず子 モーツァルト バイオリンソナタ
・シフ バッハ パルティータ
・ブーレーズ ウィーンフィル マーラー5番
・コジュナー バッハ アリア
・メニューヒン etc ブラームス弦楽六重奏曲
・その他 多数 (年末年始で時間たっぷりありました)
感想
多くの皆さまの評価通りの音だと思います。
色がついていない透明感のある音がします。(2A3などは独特の色がある感じ)
情報量が大変多い、奥行きある、定位良いです。(もちろん録音が良い場合ですが)
パワーは十分です。(もともと主に2A3使っていますから) スピーカーがバックロードホーンで90dBというのもあるかもしれません。
音楽を楽しむためにはやはりある程度のクオリティーの再生装置がいると考えています。
演奏はディテイルとニュアンスのかたまりだと思います。演奏家はおどろくほどのこまやかさで演奏しています。やはりラジカセなどでは伝えたいことの半分も伝わってきません。
ただローコストで箱庭的なオーディオでも(私のものがその典型なのでしょうが)十分音楽が楽しめます。
もちろん、余裕ある方はハイエンドオーディオがもちろん良いと思います。
通常の音楽ファンは
「PCオーディオ+エルサウンドのアンプ+お気に入りのスピーカー」
が最もコストパフォーマンス高い組合せなのではないかと私は感じました。
購入検討します。
レビューありがとうございます。
更に良いものをリリースすべくがんばりますのでよろしくお願いいたします。